岐阜県多治見市での完成見学会レポート|お客様の「こんな暮らしがしたい」を形にした住まいをご紹介

はじめに:完成見学会で分かる「本当の家づくり」

家づくりを考え始めると、インターネットやSNS、住宅雑誌などでたくさんの情報を目にすることになります。おしゃれな間取り図、こだわりのインテリア、気になる坪単価や価格帯。情報はあふれているのに、「本当にこれでいいのか」という不安は消えないものです。

私たちKO-KEN HOME DESIGN(株式会社FURUTA)は、そんなお客様の不安を解消するために、定期的に完成見学会を開催しております。

直近では、岐阜県多治見市にて6月28日から7月13日までの期間、完成見学会を実施いたしました。今回の見学会では、お客様が私たちとの打ち合わせを通じて明確にされた「こんな生活がしたかった」という想いが、どのように間取りや空間として具体化されたのかを体感していただきました。

写真やカタログでは伝わらない空気感、実際の広さ、素材の質感。完成見学会は、私たちの家づくりに対する姿勢を五感で確認できる貴重な機会です。本記事では、多治見市での見学会の様子をレポートしながら、私たちが大切にしている家づくりの考え方をお伝えします。

私たちの原点:大工から学んだ「お客様と話すことの大切さ」

独立前の疑問から生まれた信念

KO-KEN HOME DESIGNの歴史は、2013年に個人事業主の大工として独立したことから始まります。独立前は、地元の工務店で修行を積み、家づくりの基礎をしっかりと学ばせていただきました。

しかし現場で仕事をする中で、ある疑問が頭から離れませんでした。「家づくりで本当に大切なことって何だろう」「お客様と直接話す機会がないまま、本当に良い家が作れるのだろうか」という問いです。

大工として技術を磨くことはもちろん大切です。でも、その家で暮らすお客様の顔が見えない、どんな生活を望んでいるのか分からないまま家を建てることに、どうしても違和感を覚えたのです。

お客様との対話こそが家づくりの核

この経験から、私たちは2020年に元請けとして本格的に事業をスタートさせました。最初の段階からお客様と打ち合わせを重ね、一緒に家づくりを進めていくスタイルです。

「一から十まで、お客様と対話しながら家づくりをしないと、本当に良い家は作れない」。これが私たちの確信であり、今も変わらない信念です。

多治見市での完成見学会で公開した住宅も、この信念のもとで生まれました。お客様との何度もの打ち合わせ、時には夜遅くまで続く話し合い。そうした積み重ねの先に、「ああ、これだ」とお客様が納得される瞬間があります。

完成見学会で確認していただきたいこと

経営理念が形になった空間

私たちの経営理念は「お客様の笑顔と幸せを大切に、信頼を裏切らない企業であること」です。言葉で語るのは簡単ですが、それを実際の家づくりで実現できているかどうかが問われます。

完成見学会では、この理念が本当に形になっているかを確認していただけます。単に設備が新しいとか、デザインがおしゃれだとかいうことではありません。その家が、住まう家族の笑顔を生み出し、絆を深める空間になっているかどうかです。

例えば、リビングの配置一つとっても、家族が自然と集まりたくなる工夫があります。キッチンからの視線、子ども部屋との距離感、外とのつながり方。すべてに意味があり、お客様の「こんな暮らしがしたい」という想いが反映されています。

潜在的な要望を引き出すヒアリング

多治見市の完成見学会では、私たち独自のヒアリング方法によって引き出された、お客様の本当の要望が形になった住まいを公開しました。

多くの住宅会社は「ご要望をお聞かせください」と尋ねますが、お客様自身、最初から明確に要望を言語化できているわけではありません。なんとなくのイメージはあっても、「本当はどんな家が欲しいのか」「どんな生活を実現したいのか」は、対話を重ねる中で初めて見えてくるものです。

私たちは、お客様に第三者の目線で自分自身を見つめていただくことを大切にしています。「休日はどんな過ごし方をしたいですか」「お子様が成長したとき、家族の関係はどうありたいですか」。こうした問いかけを通じて、お客様の中に眠っていた本当の要望が浮かび上がってきます。

多治見市の住宅では、この深い対話の結果を要望シートにまとめ、それを間取りに反映して進めていきました。見学会にご参加いただいたお客様からは、「生活動線がとてもスムーズ」「家族の距離感が自然で心地よい」といった感想をいただいています。

健やかに暮らせる住環境へのこだわり

空気の質が暮らしの質を決める

多治見市のような地域で家を建てる際、気候の変化や健康面への配慮は欠かせません。特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、「健やかに育ってほしい」という願いが強くあります。

私たちが得意としているのは、「健やかに住んでいただける家」づくりです。多治見市の完成見学会でも、この部分を重点的に体感していただきました。

まず重視しているのが、シックハウス対策です。シックハウス症候群とは、建材や家具から放散される化学物質によって引き起こされる健康被害のこと。目がチカチカする、頭が痛くなる、呼吸が苦しくなるといった症状が現れます。

私たちは、シックハウス症候群の原因となる物質を含む建材を使用しません。特に壁材には徹底的にこだわり、安全性の高い素材だけを選んでいます。

湿度と匂いをコントロールする壁材

多治見市の完成見学会で実際に体感していただいたのが、調湿機能と消臭機能を持つ壁材です。

日本は湿度の変化が激しい国です。梅雨時はジメジメ、冬は乾燥。この湿度の変化は、カビやダニの発生原因になるだけでなく、木材の伸縮や結露の問題にもつながります。

私たちが採用している壁材は、湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥しているときには湿気を放出する調湿機能を持っています。これにより、一年を通じて快適な湿度環境を保つことができます。

また、生活臭やペットの匂いなどを吸着してくれる消臭機能も備えています。見学会では、実際に室内に入った瞬間の空気の清々しさを感じていただけたと思います。「空気が違う」「なんだか落ち着く」。こうした声をいただくたびに、素材選びへのこだわりが正しかったと実感します。

予算と希望を両立させる家づくり

「本当に建てられるのか」という不安に寄り添う

家づくりを検討される多くの方が、「本当に私たちで家って建てられるのかな」という不安を抱えています。注文住宅の価格や費用、相場について調べるほど、不安は大きくなるかもしれません。

完成見学会で公開している住宅は、決して高額な予算だけで実現したものではありません。むしろ、限られた予算の中で、お客様の希望をどこまで実現できるかを私たちと一緒に考えた結果です。

例えば、「おしゃれな家にしたいけど、予算が心配」という方には、コストをかけるべき部分とコストを抑えられる部分を明確にご提案します。構造や断熱など、見えない部分の性能は絶対に妥協しません。一方で、設備のグレードや仕上げ材は、優先順位を考えながら選んでいきます。

2000万円台でも叶う理想の間取り

実際に、2000万円台の予算で素晴らしい家を建てられたお客様もたくさんいらっしゃいます。大切なのは、坪単価だけで判断しないことです。

坪単価は、家の形状や設備、仕様によって大きく変わります。同じ坪単価でも、実際に含まれている内容が違えば、最終的な満足度も変わってきます。

私たちは、お客様の予算に合わせて、本当に必要なものを見極めながら提案していきます。「これは譲れない」という部分は大切にしながら、「ここは別の方法でも良いかも」という柔軟な発想で、予算内で最高の家を目指します。

見学会では、スタッフに直接、資金計画や予算配分の考え方についてご相談いただけます。具体的な数字を見ながら、「こういう選択もあるんだ」という発見があるはずです。

施工事例とお客様の声を立体的に確認

ウェブサイトの情報を実際に体感する

私たちのウェブサイトには、これまでの施工事例やお施主様インタビューを掲載しています。でも、写真や文章だけでは伝わらない部分がたくさんあります。

完成見学会は、ウェブサイトの情報を立体的に確認できる貴重な機会です。建材の質感、光の入り方、空間の広がり。実際にその場に立ってみると、写真で見たときとはまったく違う印象を受けることもあります。

例えば、「思ったより広く感じる」という声をよくいただきます。これは、天井の高さや窓の配置、視線の抜け方など、写真では分かりにくい要素が組み合わさった結果です。

また、工法や構造の細部も間近に見ることができます。どんな木材を使っているのか、断熱材はどのように施工されているのか。普段は壁の中に隠れてしまう部分も、見学会では確認していただけることがあります。

過去のお客様の満足度を確認

見学会で公開している住宅は、実際にお客様が暮らす家です。そこには、過去のお客様との打ち合わせで積み重ねてきた経験やノウハウが詰まっています。

お施主様インタビューで語られている「打ち合わせが楽しかった」「希望を全部聞いてもらえた」といった言葉が、実際の空間としてどう表現されているのか。それを確認することで、私たちの技術力と、これまでのお客様の満足度の高さを実感していただけます。

次回イベントのご案内:可児市で連続開催

多治見市での完成見学会は大変好評のうちに終了いたしましたが、私たちはこれからも、お客様の家づくりをサポートするイベントを続けていきます。

モデルハウスグランドオープン

2025年7月1日から8月31日まで、岐阜県可児市瀬田にて、モデルハウスのグランドオープンを開催いたします。

このモデルハウスでは、私たちの最新のデザインや設備、おしゃれな間取りを実際に体感していただけます。多治見市の完成見学会でご好評いただいたポイントをさらにブラッシュアップし、より分かりやすく、より快適に見学していただける空間を用意しています。

高性能住宅体感フェア

同じく可児市瀬田にて、高性能住宅体感フェアを開催します。

こちらのイベントでは、湿度調整機能を持つ壁材や高断熱性能など、「健やかに住んでいただける家」の技術的な優位性を体感していただけます。数値やデータだけでは分かりにくい性能の違いを、実際に肌で感じてください。

モデルハウスお譲りします

完成度が高く、高性能なモデルハウスを特別価格で手に入れるチャンスです。すでに建っている家なので、すぐに入居できるのも大きなメリット。土地探しから設計、施工という長いプロセスを経ずに、理想の住まいを手に入れられます。

平屋オーナー様募集

岐阜県および愛知県にて、平屋オーナー様募集の相談会を実施します。

最近、平屋への関心が高まっています。ワンフロアで完結する生活動線、庭とのつながりやすさ、将来のバリアフリー対応。平屋ならではの魅力がたくさんあります。

この相談会では、「平屋でどんな生活がしたいのか」を深く掘り下げながら、お客様にぴったりの平屋プランをご提案します。

地域とともに成長する会社でありたい

地域活性化への想い

私たちの本社は、岐阜県下呂市にあります。下呂市をはじめ、この地域では若い世代が都市部へ流出し、活気が失われつつあります。

私たちは、地域の小さな会社が元気に生き残っていくことが、地域を活性化することにつながると信じています。まずは10年後、さらに元気な会社としてこの地域に根を張り、お客様に選ばれ続ける存在でありたい。そう考えています。

多治見市や可児市でのイベント開催も、地域とのつながりを大切にしたいという想いの表れです。地域に根差し、長期的にお客様の家を見守り続ける。それが、私たちの使命だと考えています。

安心の保証体制

家は建てて終わりではありません。むしろ、建ててからが本当のお付き合いの始まりです。

私たちは、長期的な保証体制を整えています。定期的な点検、何かあったときの迅速な対応。お客様が安心して暮らし続けられるよう、しっかりとサポートします。

地域に根差しているからこそ、すぐに駆けつけられる。すぐに相談できる。この安心感を、ぜひ実感していただきたいと思います。

まとめ:幸せな暮らしをデザインするパートナーとして

岐阜県多治見市での完成見学会は、私たちの家づくりに対する考え方を体感していただける貴重な機会となりました。

家づくりは、単に建物という「箱」を作ることではありません。「幸せを建てる」「幸せな暮らしをデザインする」こと。それが私たちの目指す家づくりです。

お客様の「こんな生活がしたかった」という想いを、一つひとつ丁寧に汲み取り、形にしていく。そのプロセスこそが、家づくりの醍醐味であり、私たちの仕事の本質です。

家づくりには、たくさんの不安や疑問がつきものです。土地のこと、間取りのこと、住宅性能のこと、そして費用のこと。どんな小さなことでも、遠慮なくご相談ください。

「工務店ってハウスメーカーと何が違うの?」という基本的な質問から、「本当に建てられるのか心配」という経済的な不安まで、私たちがしっかりとお答えします。

次回のイベントやカタログ請求を通じて、ぜひ私たちの家づくりを知っていただきたいと思います。岐阜県下呂市、高山市、可児市、多治見市を中心とした地域で、お客様の最高の笑顔と幸せを実現するお手伝いをさせていただきます。

完成見学会やイベントへのご参加を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。


KO-KEN HOME DESIGN(株式会社FURUTA)

下呂本社
〒509-2518 岐阜県下呂市萩原町上呂字サイラ野3398
TEL: 0576-20-4497

可児ブランチ
〒509-0207 岐阜県可児市今渡1868-10
TEL: 0574-58-2880

営業時間: 9:00~18:00(定休日 水曜日)

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