SDGs優良法人として地域と未来をつなぐ、私たちの家づくりへの想い
岐阜県下呂市に本社を置く私たちKO-KEN HOME DESIGNは、SDGs優良法人として認定されています。これは単なる称号ではなく、地域の皆様とともに持続可能な未来を築いていくという、私たちの強い決意の表れです。
今日は、私たちがなぜSDGsに取り組むのか、そしてそれが皆様の家づくりとどのように結びついているのかについて、じっくりとお話しさせていただきます。
SDGs優良法人としての私たちの使命
私たちの経営理念は「お客様の笑顔と幸せを大切に、信頼を裏切らない企業であること」です。この理念を実現するために、SDGsという枠組みを活用しています。
家づくりは、完成したその日がゴールではありません。そこから何十年も続く、ご家族の生活の基盤となるものです。だからこそ、私たちは目の前のことだけでなく、10年後、20年後の未来を見据えた家づくりを大切にしています。
SDGsは「持続可能な開発目標」と訳されますが、私たちにとってそれは「お客様の笑顔を持続させること」「地域の活力を持続させること」「住まいの快適さと健康を持続させること」を意味します。
地域とともに生き、地域を元気にする決意
下呂市、高山市、可児市といった地域で事業を展開する中で、私たちは一つの課題に直面しています。それは、多くの地方都市が抱える「若い世代の都市部への流出」という問題です。
地域の活力が少しずつ失われていく中で、私たちのような地域密着型の企業が果たすべき役割は何か。それを真剣に考えた結果、私たちはこう確信しました。
「まずは私たちのような小さい会社が元気に生き残っていくことで、この下呂市を活性化していくことができる」
大きな企業ではない私たちだからこそ、地域に根差し、地域の皆様とともに成長していく。そして10年後もさらに元気な会社として地域に存在し続けることが、結果的に地域を元気にしていくことにつながると信じています。
これは単なる理想論ではありません。私たちが長期的に事業を継続できるということは、お客様への保証やアフターサポートを何十年も提供し続けられるということです。家は建てて終わりではないからこそ、私たちの持続可能性が、お客様の安心に直結するのです。
透明性の高い家づくりプロセス
SDGsの達成には、透明で誠実な事業運営が欠かせません。私たちは、お客様に安心して家づくりを進めていただくために、様々な情報を公開しています。
まず、私たちの経営理念や代表の想い、そして会社の歴史について、包み隠さずお伝えしています。家を建てるということは、その会社と長いお付き合いをするということ。だからこそ、私たちがどんな会社で、どんな想いで家づくりをしているのかを知っていただくことが重要だと考えています。
また、相談から完成、そしてその後のサポートまで、家づくりの流れを詳しくご説明しています。「どんな手順で進むのか」「いつ何を決めるのか」が明確になることで、初めての家づくりでも安心して進めていただけます。
さらに、私たちが採用している工法や構造についても、専門的な内容を分かりやすくお伝えしています。なぜその工法を選んでいるのか、どんなメリットがあるのか。お客様が納得して選択できるよう、情報提供を大切にしています。
このような透明性の高いプロセスは、SDGs優良法人として倫理的で信頼性の高い事業運営を行っているという証でもあります。
健康と環境を守る高性能な住まいづくり
SDGsの目標の一つに「すべての人に健康と福祉を」があります。私たちは、家づくりを通じてこの目標に貢献したいと考えています。
シックハウス症候群から家族を守る
私たちが特に力を入れているのが、シックハウス症候群のリスクを最小限に抑えた家づくりです。シックハウス症候群とは、建材や塗料などに含まれる化学物質によって、頭痛やめまい、アレルギー症状などが引き起こされる健康被害のことです。
特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、「健やかに育ててあげたい」という親御様の想いが強くあります。私たちは、その想いに応えるために、建材選びから徹底的にこだわっています。
湿度を調整してくれる壁材の力
私たちがこだわっている壁材の一つが、湿度を調整する機能を持った素材です。これは単に快適性を高めるだけでなく、建物の耐久性という点でも重要な意味を持ちます。
日本の気候は湿度が高く、特に梅雨時期や夏場は結露やカビのリスクが高まります。壁材が湿度を吸収・放出することで、これらのリスクを軽減し、建物の劣化を防ぐことができます。
建物が長持ちするということは、資源を大切に使うことにもつながります。何度も建て替えるのではなく、一つの家を長く大切に使い続けることが、環境への負荷を減らすことになるのです。
匂いを吸着してくれる壁材で室内環境を清潔に
もう一つのこだわりが、匂いを吸着してくれる壁材です。これにより、建材由来の化学物質の濃度を低く保ち、常にクリーンな空気環境を維持することができます。
新築の家特有の匂いが気になるという方もいらっしゃいますが、私たちの家では、そうした心配を最小限に抑えられます。お子様がハイハイをする高さ、つまり床に近い部分の空気がきれいであることは、小さなお子様を持つご家族にとって大きな安心材料となります。
室内の空気質を保つことは、ご家族が長期にわたって健康でいられるための基盤です。家の中で過ごす時間は人生の大半を占めますから、その空気環境の質にこだわることは、SDGsの目標達成にも直結します。
予算と希望を両立させる家づくり
SDGsには「働きがいも経済成長も」という目標もあります。私たちは地域経済に貢献しながら、お客様の家計の持続可能性にも配慮した家づくりを心がけています。
高性能な住宅は、どうしても初期費用が高くなりがちです。しかし、私たちはお客様に経済的な無理をさせることなく、理想の家を実現するお手伝いをすることを得意としています。
お客様の要望を丁寧に整理する
家づくりでは、たくさんの希望や夢が出てきます。「こんなキッチンにしたい」「リビングは広く取りたい」「子供部屋は将来仕切れるようにしたい」など、挙げればきりがありません。
しかし、すべてを実現しようとすると予算オーバーになってしまうことも。そこで私たちは、お客様の要望を丁寧にシートにまとめ、優先順位を一緒に考えていきます。
「これは絶対に譲れない」「これは予算に余裕があれば」といった具合に整理することで、限られた予算の中で最大限の満足を得られる設計が可能になります。
このプロセスを経ることで、高性能な工法や健康素材を採用しながらも、無駄のない資金計画を実現できるのです。
長期的な経済性も考慮
初期費用だけでなく、ランニングコストや将来の修繕費用も重要です。高性能な家は、光熱費を抑えられますし、適切なメンテナンスをすることで長く快適に住み続けられます。
目先の費用だけでなく、30年、40年というスパンで考えたときに、本当にお客様の家計にとって良い選択は何か。私たちは常にそれを意識してご提案しています。
大工からの転身が生んだ、お客様との対話へのこだわり
私たちの代表は、2013年に個人事業主の大工として独立しました。現場で腕を磨き、技術的な基礎を築いた経験は、今の私たちの家づくりの土台となっています。
しかし、下請けとして働いていた時代に一つの疑問を持ちました。それは「お客様と直接話すことがない」ということです。
図面通りに丁寧に施工することはもちろん大切です。しかし、本当に良い家を作るためには、お客様が何を求めているのか、どんな暮らしを実現したいのかを、直接お聞きする必要があるのではないか。
そう考えた代表は、2020年から本格的に元請け事業をスタートさせました。お客様と一から打ち合わせを重ね、想いを汲み取りながら家づくりを進める。この姿勢こそが、私たちKO-KEN HOME DESIGNの最大の特徴です。
お一人お一人の思いを汲み取る
家づくりは、お客様によって千差万別です。若いご夫婦が初めて建てる家、お子様の成長に合わせた建て替え、定年後の終の棲家。それぞれのライフステージによって、求められるものは全く異なります。
私たちは、お客様お一人お一人の思いを丁寧に汲み取りながら、最適な提案をしていきます。画一的なプランを押し付けるのではなく、お客様のライフスタイルや価値観に寄り添った家づくりを大切にしています。
この対話のプロセスを経ることで、建ててから後悔しない家、長く愛着を持って住み続けられる家を実現できます。これは資源を有効活用するという意味でも、SDGsの理念に合致します。
第三者目線で見つめ直す、本当に必要な間取り
間取りを決めるステップで、私たちが大切にしているのが「第三者目線でご自身を見つめること」です。
多くの方は、雑誌やインターネットで見たお洒落な間取りに憧れを持ちます。アイランドキッチン、吹き抜けのリビング、ウォークインクローゼット。確かにどれも魅力的です。
しかし、本当に大切なのは「あなたのご家族にとって、どんな間取りが最適か」ということです。
生活動線を一緒に考える
私たちは打ち合わせの中で、お客様に「普段どんな生活をされていますか」「休日はどう過ごしたいですか」といった質問を投げかけます。
朝の忙しい時間帯の家族の動き、帰宅後から就寝までの流れ、休日の過ごし方。こうした日常の動きを丁寧にヒアリングすることで、その家族にとって本当に使いやすい間取りが見えてきます。
例えば、共働きのご夫婦なら、家事の効率を上げる動線が重要です。洗濯機から物干し場、そして収納への流れをスムーズにすることで、日々の負担を減らせます。
お子様が小さいご家庭なら、リビングから目が届く場所に遊ぶスペースを設けることで、安心して家事をしながら子供を見守れます。
将来の変化にも対応できる柔軟性
家族構成やライフスタイルは、時間とともに変化していきます。今は小さなお子様も、やがて思春期を迎え、個室が必要になります。逆に、お子様が独立した後は、夫婦二人の生活に最適化する必要が出てくるかもしれません。
私たちは、こうした将来の変化も見据えた間取り提案を心がけています。可変性のある設計にしておくことで、大掛かりなリフォームをすることなく、ライフステージに合わせて住まいを変化させられます。
このような柔軟な設計は、一つの家を長く使い続けることを可能にし、資源の有効活用につながります。
体感していただくことの大切さ
高性能住宅の良さは、実際に体感していただくのが一番です。いくら言葉で説明しても、実際に肌で感じていただくことには敵いません。
そこで私たちは、様々なイベントを開催しています。
モデルハウスと完成見学会
可児市瀬田にてモデルハウスを公開中。私たちの技術と想いが結集した家を、じっくりとご覧いただけます。
また、11月15日(土)から多治見市で完成見学会も開催します。実際にお客様が住まわれる家を見学できる貴重な機会です。モデルハウスとは違い、リアルな生活感のある間取りや仕様をご確認いただけます。
こうしたイベントは、SDGs優良法人としての私たちの取り組みを、実際に見て、触れて、感じていただく絶好の機会です。
まずはお気軽にご相談ください
「家を建てたいけれど、本当に建てられるのかな」という不安をお持ちの方は多いと思います。土地のこと、予算のこと、住宅ローンのこと、間取りのこと。分からないことだらけで当然です。
私たちKO-KEN HOME DESIGNは、そんな不安を一つずつ解消していくお手伝いをします。
まずはお気軽にご相談ください。下呂本社(TEL: 0576-20-4497)でも、可児ブランチ(TEL: 0574-58-2880)でも、お客様のご都合の良い場所でお話を伺います。
また、カタログもご用意しております。健康素材のこと、工法や構造のこと、私たちの家づくりへの想いが詰まったカタログを、ぜひお手に取ってご覧ください。「理想のお家づくりにぜひお役立てください」という想いを込めて作成しています。
SDGs優良法人として、未来へつなぐ約束
私たちKO-KEN HOME DESIGNがSDGs優良法人として取り組む家づくりは、単なる環境対策ではありません。それは、お客様の健康、経済、そして地域社会の未来を見据えた、長期的な約束です。
「幸せを建てる。幸せな暮らしをデザインする。」
これが私たちのコンセプトです。家は、ご家族の笑顔と絆を紡ぐ、温かい場所であるべきです。そんな家を、これからも地域の皆様に提供し続けていきます。
10年後も、20年後も、私たちはこの地域で元気に事業を続けています。それがお客様への何よりの保証であり、SDGs優良法人としての責任だと考えています。
お客様の持続可能で健やかな未来を、私たちKO-KEN HOME DESIGNと一緒に築いていきましょう。岐阜県下呂市、高山市、可児市で注文住宅をお考えの方は、ぜひ一度お声がけください。お待ちしています。