経営理念の核心:「信頼を裏切らない企業であること」に込めた私たちの決意

家づくりは、お客様にとって人生で最も大きな決断のひとつです。長年の夢を形にし、家族の未来を託す場所を建てる――その重みを、私たちKO-KEN HOME DESIGNは誰よりも深く理解しています。

だからこそ、私たちは経営理念として「お客様の笑顔と幸せを大切に 信頼を裏切らない企業であること」を掲げています。この理念は、単なるスローガンではありません。私たちの日々の活動、素材の選定、設計の進め方、そして地域社会への貢献活動まで、すべての基盤となる決意の表明なのです。

本記事では、この経営理念に込められた想いと、それを実現するための具体的な取り組みについて、詳しくお話しさせていただきます。

信頼こそが、最高の家づくりの前提

家づくりを考え始めたとき、多くのお客様が抱える不安があります。それは「本当に私たちで家って建てられるのかな」という根本的な心配です。

予算は足りるのだろうか。理想の間取りは実現できるのだろうか。住宅ローンの審査は通るのだろうか。この会社に任せて本当に大丈夫だろうか――。

こうした不安を抱えながら住宅会社を訪れるお客様に対して、私たちが最初に提供すべきものは、技術力やデザインの提案ではなく「信頼」だと考えています。

お客様が安心して家づくりを進められる環境を整えること。疑問にはすぐに答え、不安には寄り添い、一緒に解決策を見つけていくこと。これこそが、私たちの使命です。

私たちが目指すのは「家族の笑顔と絆を紡ぐ 温かい住まい」を提供することです。そして「幸せを建てる。幸せな暮らしをデザインする。」ことを、私たちの存在意義としています。

信頼は一朝一夕には築けません。お客様との対話を重ね、約束を守り、期待以上の価値を提供し続けることでしか、本当の信頼関係は生まれないのです。

大工経験から生まれた「信頼」への強い想い

私たちKO-KEN HOME DESIGNが「お客様の信頼」を何よりも大切にする理由は、代表自身が歩んできた道のりと深く関係しています。

大工としての独立と疑問の始まり

2013年、私たちの代表は「幸建」として個人事業主の大工として独立しました。それ以前は、ある工務店で修行をし、家づくりの基礎について学び、技術を磨いてきました。

しかし、下請けの大工として仕事を続ける中で、ある違和感が芽生え始めたのです。

「家づくりをしていく本当の大切なところって何だろう」

この問いを繰り返すうちに、代表は重要なことに気づきました。それは「お客様と話しすることがない」という現実でした。

図面通りに、指示された通りに家を建てる。確かに技術的には優れた仕事ができていたかもしれません。しかし、そこに住む家族の生活、夢、希望、不安――そうしたものを知らないまま家を建てることに、大きな疑問を感じるようになったのです。

最高の家づくりとは、技術力や構造の知識だけで実現できるものではありません。そこに住む家族を深く理解し、その人たちの暮らしに寄り添った提案をすることが不可欠です。

元請けへの転換という決断

この経験から、代表は強い確信を抱くようになりました。

「やはり、1からお客様と打ち合わせを重ねて家づくりをしないと、本当にいい家を作れない」

この想いを実現するため、2020年から本格的に元請けとして事業をスタートさせました。そして2021年には法人化を果たし、現在のKO-KEN HOME DESIGNという体制が整いました。

この事業転換こそが、私たちの経営理念「信頼を裏切らない企業であること」の最大の裏付けです。大工としての実務経験を持つからこそ、お客様と直接対話し、その思いを汲み取るプロセスに最大限の責任を持つ――この決意が、私たちのすべての活動の根幹にあります。

下請け時代には見えなかったお客様の表情、言葉、想い。それらに直接触れることができる今、私たちは改めて家づくりの責任の重さを実感しています。

お一人お一人の思いを汲み取る設計哲学

私たちの経営理念は、抽象的な言葉で終わるものではありません。日々の設計プロセスの中で、具体的に実践されています。

本当の希望を引き出す対話

「お客様がどういった生活をしていきたいか」――これを深く理解することが、私たちの設計の出発点です。

多くのお客様は「お子様を健やかに育ててあげたい」という願いを持っています。しかし、その「健やかさ」とは具体的にどのような環境で実現されるのでしょうか。

明るいリビングで家族が集まる時間を大切にしたいのか。子どもが安心して遊べる空間が欲しいのか。アレルギーの心配なく過ごせる環境を求めているのか。

表面的な希望の奥にある、本当の願いを引き出すこと。これが私たちの最も重要な仕事です。

私たちは単なるヒアリングではなく、お一人お一人の思いを汲み取りながら、本当にいい家づくりをしていこうという姿勢で臨んでいます。

第三者目線で自分自身を見つめる

間取りを決めていくステップで、私たちが大切にしているのが「第三者目線として自身を見つめること」をお客様に促すアプローチです。

家づくりを考え始めたばかりの頃は、多くの方が「こんな家にしたい」という漠然としたイメージを持っています。雑誌で見た素敵なキッチン、SNSで見かけたおしゃれなリビング――そうした断片的な情報が、希望として語られます。

しかし、対話を深めていくうちに、お客様自身が気づいていなかった本当の願いが見えてきます。

「実は、家族みんなが顔を合わせられる空間が一番欲しかった」 「子どもの様子を見守りながら家事ができる動線が理想だった」 「友人を招いて楽しめる空間を作りたかった」

こうした本質的な希望が明確になったとき、間取りは一気に具体的になります。私たちは、この対話のプロセスを通じて、お客様の要望をシートにまとめ、それを確実に間取りに反映していきます。

要望がきちんと汲み取られた間取りになるよう、私たちは何度でもお客様と向き合います。妥協は一切しません。なぜなら、それが「信頼を裏切らない」という私たちの決意だからです。

健康と安心を支える技術力

「信頼を裏切らない」という決意は、技術的な裏付けがあってこそ意味を持ちます。特に、家族の健康を守るための専門的な取り組みは、私たちの強みです。

安全性と透明性の保証

私たちは、採用している工法や構造について、お客様に詳しく説明しています。

また、家を建てた後も長期的に安心していただけるよう、安心保証とサポート体制を整えています。相談から完成までの家づくりの流れも明確に公開し、プロセス全体の透明性を確保しています。

こうした取り組みすべてが、お客様の信頼に応えるための具体的な行動なのです。

地域社会への貢献と長期的な存続への決意

「信頼を裏切らない企業であること」とは、目先の利益だけを追求するのではなく、お客様の家を長く守り続けるために存在し続けることを意味します。

地域の現状と私たちの責任

私たちKO-KEN HOME DESIGNは、岐阜県下呂市に本社を置き、高山市、可児市を含む地域に根差した活動を行っています。

しかし、この地域もまた、多くの地方が直面している課題と無縁ではありません。若い方たちがどんどん都会へ流出していき、地域から元気がなくなっているという現実があります。これは下呂市においても例外ではなく、私たちも日々その変化を肌で感じています。

だからこそ、私たちは家づくりを通じて地域社会に貢献することを決意しています。

元気な会社であり続けることの意味

「まずは私たちのような小さい会社が元気に生き残っていくことで、この下呂市を活性化していくことができる」

これが、私たちの信念です。

地域で仕事を創出し、地域の職人と協力し、地域の素材を活用する。そうすることで、小さいながらも地域経済に貢献し、若い世代がこの地で働ける環境を作っていく。

そして何より、10年後もさらに元気な会社になって、この地域に生き残っていくこと。これが、また新たに地域を元気にしていくことにつながると考えています。

この決意は、私たちにとって絶対に曲げられない信念です。

お客様との長期的な関係

私たちが10年後、20年後も元気に存続していることは、お客様にとっても重要な意味を持ちます。

家は建てて終わりではありません。住み始めてから、メンテナンスやリフォームの相談、ちょっとした困りごとの解決まで、長い付き合いが続きます。

その時、建ててくれた会社がまだ元気に営業していることは、何よりの安心材料です。私たちの安心保証やサポート体制が、将来にわたって機能し続けるという約束でもあるのです。

また、私たちはSDGs優良法人としても活動しており、持続可能な社会づくりへの貢献を通じて、より良い未来を次世代に残す取り組みも進めています。

透明な情報公開で信頼を築く

お客様との信頼関係を深めるため、私たちは会社に関する情報を積極的に公開しています。

トップメッセージでは、代表の想いや経営方針を直接お伝えしています。社長の生い立ちを知っていただくことで、なぜこの会社がこうした理念を持つに至ったのかを理解していただけます。

会社概要では、下呂本社と可児ブランチの所在地や連絡先を明記し、いつでもお問い合わせいただける体制を整えています。

施工事例やお施主様インタビューでは、実際に家を建てられた方の生の声をお届けしています。どんな想いで家づくりを始め、どんなプロセスを経て、今どんな暮らしをされているのか――これらの情報は、これから家づくりを考える方にとって、最も参考になる資料です。

こうした情報公開は、私たちがどのような理念と歴史のもとで運営されているかを透明に示し、お客様が安心して家づくりを託せる組織であることを証明しています。

お客様の不安にお答えします

多くのお客様が抱える最大の心配は「本当に私たちで家って建てられるのかな」という不安です。

予算のこと、土地のこと、間取りのこと、住宅性能のこと――考えなければならないことは山ほどあります。初めての家づくりでは、何から手をつければいいのかさえ分からないかもしれません。

私たちKO-KEN HOME DESIGNは、この不安を解消するために存在しています。

私たちは「予算にあった希望の家づくりができるように進めていくこと」を得意としています。限られた予算の中で、お客様の希望を最大限実現する方法を一緒に考えます。

住宅ローンの相談から、土地探しのサポート、間取りの提案、素材の選定まで、すべてのプロセスでお客様に寄り添います。

分からないことがあれば、何度でも説明します。不安があれば、一緒に解決策を探します。これが、私たちの「信頼を裏切らない」という決意の具体的な形です。

本当に建てられるのかな、と心配な方は、ぜひ一度気軽にご相談にいらしてください。

信頼を確かめるための具体的なアクション

私たちの理念と技術を、言葉だけでなく実際に確かめていただく機会もご用意しています。

カタログ請求で詳細を確認

「理想のお家づくりにぜひお役立てください」という想いを込めて作成したカタログでは、私たちが採用する健康素材の詳細や、工法・構造の説明をご覧いただけます。

湿度調整機能を持つ壁材、匂いを吸着する素材、そして家族の安全を守る構造――これらすべてについて、分かりやすく解説しています。

イベントで実際に体感

実際にKO-KEN HOME DESIGNが実現する「温かい住まい」の性能を、ご自身の目で、肌で感じていただけるイベントも定期的に開催しています。

モデルハウスGRAND OPENや高性能住宅体感フェアでは、私たちが目指す住まいの快適さを直接体験していただけます。完成見学会では、実際にお客様が住まわれる家をご覧いただき、リアルな生活空間をイメージしていただけます。

これらのイベントは、私たちの技術と想いを直接感じていただける貴重な機会です。ぜひお気軽にご参加ください。

最後に:私たちの約束

KO-KEN HOME DESIGNの経営理念「信頼を裏切らない企業であること」は、私たちの日々の行動すべてに息づいています。

代表が大工として経験した「お客様と直接向き合う大切さ」という気づき。お一人お一人の思いを深く汲み取る設計哲学。健康と安全を守るための専門的な技術。そして、10年後も地域で元気に存続し続けるという決意。

これらすべてが、お客様への約束として具体化されています。

私たちは「家族の笑顔と絆を紡ぐ 温かい住まい」を提供し続けます。そして「幸せを建てる。幸せな暮らしをデザインする。」ことを、私たちの変わらぬ使命とします。

お客様との信頼関係を最も大切にし、その信頼を決して裏切らない――この決意は、これからも私たちの経営の根幹であり続けます。

家づくりでお悩みの方、まずは一歩を踏み出してみませんか。私たちKO-KEN HOME DESIGNが、お客様の不安に寄り添い、理想の住まいづくりをサポートいたします。


KO-KEN HOME DESIGN ご相談・お問い合わせ

営業時間:9:00~18:00(定休日 水曜日)

  • 下呂本社(TEL:0576-20-4497)
  • 可児ブランチ(TEL:0574-58-2880)

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